Misa’s Mindfulness Blog

心理カウンセラーが日英中のパワーワードをご紹介します。

<英語14>一生涯学生でいよう/Be a student as long as we will have something to learn

学生であることの特権って何でしょうか?好きなことができる、時間が沢山あるなど色々あると思いますが、一番大きいのは『学ぶこと』がメインに生活をしていて、時間がたっぷりあることではないでしょうか。

学生の時はそこまで意識しなくても(中には意識している方もいらっしゃるとは思いますが)、社会人になってから振り返った時に「学生の時にもっと学んでおけばよかった」と後悔する人は多いはずです。

でも『学ぶ』ということは、必ずしも学生だけしかできない訳ではありません。大人になってからでも学べる時間と場所はあります。

本日はそんな人生の『学び』に関して、ポジティブな英語と共に考えていきたいと思います。

 

 

1. 本日のMindfulness word

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英語

"Be a student as long as you still have something to learn, and this will mean all your life." - Henry L. Doherty.

as long as~ :  ~の限り

 

日本語意訳

何か学ぶことがある限りは学生です。これはあなたの人生そのものを意味します。

 

2. 意味を深掘りして考える

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“学びたい”という意欲の出所

普段、普通に生活していると「この教科を確実に学びたいからスクールに通いたい」と学校を探したりするくらいの学習意欲がある人は多くないと思いますが、「このことを知りたい」「このことを学びたい」という感情が芽生えることは多いと思います。これは学校に行くまでのレベルでなくとも、一種の『学び』に対する意欲です。それはどういう時に起こるのでしょうか?

『学び』とは学習することであり、字のごとく「学んで習う」ということです。ここには、自ら知りたい・習得したいという能動的で自主性がある場合がほとんどです。これを更に細分化すると以下の3パターンに分類されます。

①目標や夢を達成するために学ぶ

②好きだから、興味があるから学ぶ

③苦しいことを経験し、それを繰り返さないために学ぶ

この3つの能動的な学びに関し、それぞれの違いを見ていきたいと思います。

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目標達成のために学ぶ

目標達成のために学ぶというのは、自分が目指したい事柄が明確で、その目標に近づくための過程のことを指します。そこには手本となる相手や競争者がいる場合がありますが、あくまで彼らは目標へ向かうモチベーションと成るだけで、自分の目標達成のために力を貸してくれたり、指導してもらうことはありません。主役はあくまで"自分"であり、自分自身で乗り越えるしか方法はありません。

例えば、昇格するための試験勉強や資格取得のための自主学習などがそれにあたります。

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好きだから、興味があるから学ぶ

一方で好きだから、興味があるから学ぶというのは、目標達成の視点とは性質が異なります。この学びには外的要因(周りからの圧力など)が存在せず、単純に自分自身が好きなことや興味があることの知識をどこまでも追求することができ、深い学びが実現しやすくなります。例えば、料理が好きな人は、新しい料理を作り上げるのに何時間も費やしたり、投資が好きな人(私もそうですが)は、株の銘柄の研究に何時間もチャートや四季報と睨めっこしたりします。興味があることに対して学ぶ時というのは、費やす時間熱量も大きく、結果としてかなり深く知識を得ることが可能です。

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苦しいことを経験し、繰り返さないために学ぶ

人間はロボットではないので、人生において沢山失敗をします。私たちは失敗をしたときに、周りの人の何倍も自分を責め、自信を無くしてしまいがちです。そういう時は、とにかく全てのことがネガティブに思え、立ち上がるのに時間がかかったりするものです。しかし、それらは全て必然であり、そこから何かを学ぶために起こっていることがほとんどです。『失敗』は自分自身へのメッセージであり、学びが沢山あります。逆を言うと、何か失敗があった時にそこから何かを学ばない限り、私たちは同じ失敗を繰り返しがちです。

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例えば、恋人へ強くあったってしまって喧嘩になり別れてしまったら、あなたは自分の感情を抑えられなかった自分を責め立てるでしょう。しかし、これはあなたに『自分の感情と向き合い、コントロールせよ』というメッセージなのです。恋人との別れによって深く傷つくのと同時に、怒りの感情が起きてもそれを抑制し、相手を思いやることができる人間に変わるャンスでもあります。苦しいこと、悲しいことが起こった後に学ぶことは、自分自身を成長させる絶好の機会であることを心の片隅においておきましょう。

 

3. 人生においての学び

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人生において『学び』自己肯定を高めたり、自分自身が成長するのに必要不可欠な要素です。私たちは夢や目標があるから学び、叶えることができたら大きな満足感を味わうことができる。好きなことや興味があることを深められたら、充足感を感じることができる。苦しかった経験から、それを乗り越えるための方法を学ぶことができたら、人間として一回りも二回りも成長できる。

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私たちは人生のどのステージにおいても『学び続ける』ことをしています。どれだけ時間を費やしたり知識を深めても、学びが終わることがなく、新たに『知ること』を求め続けます。この内から湧き上がる学びたい意欲は『心』を持つ人間である以上、生涯続くものだと思います。そして夢や目標が一つ一つ達成されていくと、自分への自信となり、更には生きがいに繋がっています。人生を豊かにするには、色々なことを経験し、深めていくことが大切です。

 

4. まとめ

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私たち人間は、一生涯かけて『学び』を続けています。自分自身の夢や目標の達成、好きなことの追求、失敗を乗り越え人間的に成長するための学び。種類は色々ありますが、共通していることは『学び』によって自身の人生が豊かになるということです。

私たち人間は、常に何かを学んでいる『学生』であり終わりはありません。このことに感謝をし、自分の日常での『学び』を存分に深めていきませんか。

 

 

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