Misa’s Mindfulness Blog

心理カウンセラーが日英中のパワーワードをご紹介します。

<英語12>ポジティブATMの仕事に対する考え方

こんばんは、Misaです。私は22歳で夫と結婚(学生結婚)をしまして、気が付いたら30歳になったのですが、家族や仲の良い友人から言われるのは「Misaは常に戦っているよね」ということ。何に戦っているかはその年によって違うのですが、大方「仕事」の割合が20代はとても高かったです。夫は自営業なので収入がなく、私が働かないと二人とも生きていけないという危機感が常にあったのも事実です。

私が20代で外資マネージャーになるくらい仕事に打ち込めた理由の一つに、キャリアを築くこと=お金を稼ぐこと対してとてもポジティブであるからだと気づいたのは最近です。本日は働くこと=お金を稼ぐことをポジティブに捉えることにより、好転していく事柄や考え方をご紹介できればと思います。

 

 


  

1. 本日のMindfulness word

英語

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“Opportunity is missed by most people because it is dressed in overalls and looks like work.” Thomas Edison

 

opportunity(名) : 機会、チャンス。

be missed by(動) : ~によって失われる。

be dressed in(動) : ~で身を包む

overall(名) : オーバーオール。

looks like(動) : ~のように

 

日本語

チャンスは仕事の一部かのようにオーバーロールに身を包んでいるので、多くの人が見逃がしがちです。

 

2. 意味を深掘りして考える

チャンスを確実に捉えるには

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社会人である私たちは常に時間に追われながら仕事をしています。顧客とのアポがあるから資料を午前中に完成させなければいけない、顧客とミーティングが終わったが今日中に見積もりが欲しいと言われたなど、常にDeadline(それを終えなければいけない時間)を意識しながら仕事をします。

我々はロボットではないので、作業をこなすことにいっぱいいっぱいになると重要な事柄を見落したり、聞き漏らすということが多々起こります。

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そんなチャンスを逃さないために私たちができることは準備をすることしかありません。すべき事柄が山のようにある場合も、焦らずにきちんと準備をすることがとても重要です。ミーティングが重なっていても、資料に抜けがないかしっかり目を通したり、事前に読み返すことで内容が頭に入り、思考の整理がしやすくなります。チャンスは些細なことから発展する場合もあるので、常にできる準備は万全にしましょう。

私がよく行っていることをご紹介すると、自分のプレゼン(プレゼンでなくとも意見を言う機会でも)があったら、どんな質問が飛んでくるか事前に予想するということします。一つ一つの事柄を甘んじずできる準備はすべてしておくと、発言や視線自信がでし、チャンスが巡ってきても、慌てずにしっかり対処することができます。

 

働くこと=お金を稼ぐ=幸せの定義

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ここからは私がなぜ働くことが好きかという話になりますが、答えは単純にお金を稼ぐことが好きだからです。自分が汗水たらして働いたお金は、言うまでもなく自分が会社へ売った時間、成し遂げた事柄に対しての対価だからです。自分が頑張ってきたことが、お金になって返ってくることほど可視化しやすいものはないと思います。

もちろん、中には自分がかけた労力(時間)の対価が返ってこず、サービス残業とか含み残業代という処理をされてしまい不満に思っている方がいらっしゃるかもしれません。もしそうご自身で思っているのであれば、二つ行動に移してみることをお勧めします。

一つは自分の仕事の効率が良いかどうかを真剣に考えること。普段何気なく行っている作業でも本当に必要か考えると実は不要だったり、だらだらと時間だけをかけているだけの作業があるかもしれません。改善してみたら、意外と定時で終わった!ということもあるかもしれません。

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二つ目は、転職を検討するということです。自分が効率を最大限あげて時間内に終わったとしても、そもそもの全体量があっていなかったら終わるものも終わりませんね。そのような場合は、迷わず転職することをお勧めします。今や終身雇用の時代は終了し、人口減少により労働力確保が難しくなっていることもあり、転職市場は大盛り上がりです!あなたが転職しようか迷わずとも、転職サイトに投稿したら沢山人材会社からメールが来るはずです。

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労働の対価としてお金がもらえて、そのお金を自分の好きに使うことができる。私の場合は夫との生活に使うことができることに本当に感謝しておりますし、自分のキャリアが上がれば上がるほどお金に余裕ができる=もっと上を目指したい、新しいことを始めてみたいなどポジティブになれることが沢山あります。

20代前半の時は、本当に大変ではありましたが、今ではやっと自分が闇雲に働いていた時期は無駄ではなかったんだなと思えます。夫の生活費も含めてすべて私の方でPayできたり、両親を旅行に連れて行って上がられるくらいにはなったので、今までに努力してきてよかったと思っています。

幸せはお金で買えない!という言葉もあるくらいなので賛否両論だとは思いますが、私は働くことで対価をもらえることが結果幸せにつながるので働く=お金を稼ぐ=幸せになるという方程式が自分の中では出来上がっています。

 

モチベを保つために必要なこと

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とはいえ、毎日毎日大変な仕事に追われてたり、チャンスがなかなか掴めなかったりすると、仕事に対するモチベーションは下がってしまいます。私自身も派遣社員からなかなか正社員になれなかった時代や、自分が勝ち取ってきた大型案件があってもボーナスや固定給が上がらなくて、会社は理不尽だなとモチベーションが下がった時期もありました。

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そんな時に行ってほしい事の一つが、自分の中での目標を立てるということです。なんでも思いついたこと、達成したいことを頭の中で考えてみましょう。私現在500名以上の会社で働いているので、とてもシンプルに「今日は話したことない〇〇さんに話かけてみよう」とか「いつも仕事の議論しかしない〇〇さんと、今日は世間話をしてみよう」とか簡単に達成できるけど、意識していないと実行できない目標を立てます。

自分のKPI(ノルマ)に絡めた目標を立てることももちろんありますし、会社から自分に対してはKPIとして課されますが、私はあえて日々の業務の中では達成しやすい目標でかつ自分の数字と直結しないものを設定したりしてます。その方が自分自身も楽しく続けられることができるからです。

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もう一つは、タイムラインを設定するということです。この時間幅はご自身がモチベーションを保つことができる程度の期間で結構です。例えば、3年以内に課長になるとか、1年以内に担当顧客を2社から5社に増やすなど、自分のキャリアに目安となるタイムラインを設定するのです。そうすることによって、自分がそれを達成する前にはどのようなアクションが必要なのかというイメージが出来上がります。

また定期的に振り返るようにし、目標達成までの現状はどうなってるか。何が達成できてて何ができていないのかということが明確になります。

何かしらの目標があると、嫌になりそうな事柄でもモチベーションを下げずに取り組むことができるようになると思います。

 

3. まとめ

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私は20代でピープルマネジメントをやらせていただき、旦那を養うことに少し余裕が出てきました。そんな働くことが大好きでそれによってお金を稼ぐことがもっと好きなポジティブATMがポジティブに仕事をするにはどうしたら良いかをご紹介させていただきました。

今は厚生労働省が副業のセミナーを開催するくらい、人が自由に働くことを推奨する時代になっています。こういった風潮によって、ひどい労働環境で苦しんでいる方や、それによってうつ病になったり自殺を考えたりする方が減るようになれば良いと思っています。

仕事を選択するのは自分自身であり、それには自分への責任が付いてまわることを念頭に置きながら仕事もプライベートも楽しめるような生活ができるように努力していきたいものですね。

 

 

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<英語⑪>Change before you have to/自ら変わるということ

「こんな自分が嫌だな」とか「今の自分を変えたい」と思う瞬間ってありませんか?長い人生の中で、自分の嫌な部分が見えてしまったり、周りの人と比較して自分が不甲斐ないと思うことってありますよね。兄妹や会社の同僚は成長しているのに、自分は3年前と全く変わっていないと自分に対して焦ってしまったり、嫌気がさしてしまったり、ネガティブな感情が生まれることは誰しも経験があると思います。

でもそれって実は、自分が成長するためのステップあり、“変わりたい、成長したい”と思うこと自体既に成長の過程にいる証拠でもあるのです。

本記事では自分が成長していないと思い焦ってる方や不安に思っている方へ、どうしてその気持ちが起こってるのか、それに対してどのように行動したらよいのかということを心理学的にご紹介していきます。

 

 


 

1. 本日のMindfulness word

英語

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“Change before you have to.” ーJack Welch

 

日本語意訳

自ら変わろう、変わらなければいけなくなる前に。

 

2. 意味を深堀りして考える

変わりたいと思う時の心の状態

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人が「変わりたい」と思うのは2つ理由があります。1つ目は、今までの問題を外部に起因し続けてきて、それでは問題が解決しない、改善がないと自ら気づいた時です。心理学の位置づけ的には"Postive emotion"であるとされ、文字のごとくポジティブな感情と分類されます。一見変わらない自分が嫌だとマイナスに捉えがちな感情ではありますが、根底に自ら変わりたいという心理が働いているので、少しの間我慢し変化が起こり始めたら、感情は好転していきます。

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2つ目は、周りとの比較により劣等感からくる心理状態です。他人と自分を比較したときにおこるこの劣等感からくる変わりたいという感情は、自分自身を変えることで自分の悩みが解決するとは限りません。整形依存症の人などもこの類に分類されますが、あの人より綺麗になりたいから整形をしよう!と思い立って整形してとても綺麗な外見を手に入れたとします。しかし、整形をしたらまた新たな比較者が現れ、いつまでたっても自分の劣等感はなくなることがなく、常に変わりたいという感情が付いてまわることになります。

 

劣等感からくる「変わりたい」に対処するには

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では、そのような劣等感からくる「変わりたい」という感情に対して、私たちはどうしたら良いのでしょうか。解決方法は一つしかありません。自分を受け入れる事です。自分が周りとの比較を続ける以上、変わりたいという願望はいつまでたっても無くなりません。それを克服する(=本当の意味での成長を遂げる)ためには、ありのままの自分を受け入れることが必要になってきます。

好きでない部分もあっても、自分の肯定できる部分を探しそちらに意識を集中することが大切です。例えば、同僚のように会社内での人付き合いがうまくないのが嫌で変わりたいと思っているとします。しかし、誰とも上手に話すことは得意じゃないけど、仲良くなったらとても深い関係を築けるようになるんだとか、自分の好きになれない部分は認めつつ、自分の好きな部分を探すようにしましょう。

 

変わりたい時にすべき5つの事

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変わりたい時にとるべき行動を5つ挙げます。

1. 自分の何を変えたいか,どう変わりたいかを考える。

2. 実現のために行う事をイメージする。

3. 考えの癖を正す。

4. 言葉にする。

5. 毎日振り返りをする。

まずは自分の何を変えたいのか考えてみます。性格・外見・行動など自分が変わりたい、成長したいという事柄は何でしょうか。内気な性格を変えたいのか、ブログが続かないから、毎日続けるように行動を変えたいのか、自分自身に再度問いかけます。

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次に、何を変えたいのかが明確になったらそれを実現するための行動をイメージします。内気な性格を変えたいのであれば、毎日話したことない人と2人は話をしてみようとか、ブログが続かないからいつもより30分早く起きて、ブログの内容を頭で整理する時間をとってみよう等、どうしたら実現できるのか具体的に取る行動を考えます。

自分の思考の癖を正すことも必要です。いつも人に話しかけられないのは、もし自分が嫌われていたらどうしようとか、話かけて引かれたら嫌だなとか自分の思い込む思考の癖があればそれを正しましょう。

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自分の変わりたい部分を言葉にしてみましょう。言霊(ことだま)を信じる人とそうでない人がいると思いますが、自分の思ったことはどんどん言葉に出していくことをお勧めします。言葉にすることで、自分の目標を再確認することに繋がり周りの人が仮にそれを聞いていたとしたら、自分は宣誓した以上絶対やるんだ!というやる気がわいてくる場合もあります。

最後に、振り返りをする時間を持ちましょう。今日1日がどんな日だったか、自分の感情にどんな変化があったかを振り返る時間を持ちましょう。その中で自分のイメージしていたことは実現できたのか。できなかった場合は、なぜできなかったのかという理由までを振り返るようにすることが大切です。

忙しい現代人はゆっくりと何かを考える時間がありません。だからこそ、寝る前やお風呂に入っている時などルーティーン化することよって、理想とのギャップを認識できたり、明日はどんな行動をとったらよいかと考えることができるようになります。

 

3. まとめ

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今回は変わりたい!と思う瞬間の心の状態と、実際にどのようなことをすれば良いのかということに焦点を当てて考えてみました。まずは「変わりたい」という感情がポジティブなものであるのか、もしくは劣等感からきているものなのか考え後者である場合は、自分を受け入れることから始めましょう。

いずれにせよ、変わりたいと思っている時点で既に成長するための階段を上っているということなので、焦らず自分としっかり向き合い、少しずつ変わっていければ良いですね。

 

 

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<中国語⑩>中国人女性の男性に対する最低条件

日本人女性はよく結婚する男性は年収〇〇万以上とか、テレビで取り上げられてるのを見たりしますが、中国人女性の男性への条件って聞いたことありますか?

私は中国に少し住んでいたので中国人男性から「日本人の女の子を紹介して」といわれる事がよくありました。よくよく理由を聞くと、中国の女性は車・家・お金すべてを持ち合わせていないと結婚してくれないからと言うのです。しかも女性だけでなく、その両親も同様の考えを持っているということには驚きです。

本日はそんな中国人の結婚に対する価値観をご紹介していきます。

 

  

1. 本日のMindfulness word

中国語

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一个男人给一个女人最好的情书,就是结婚证书。

最好/zuìhǎo : 最高の。

情书/qíngshū : ラブレター。

结婚/jiéhūn : 結婚。

证书/zhèngshū : 証書。

 

日本語意訳

男性が女性に与える最高のラブレターは結婚証明書です。

 

2. 意味を深掘りして考える

中国の若者の結婚観

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中国人は日本人と比べると良い意味で恋愛に純粋な人が多いと個人的に思います。大学に入るまでは、親に「恋愛する時間があるなら勉強しなさい」と言われて育つ一人っ子が多いので、大学に入り親元を離れて初めて恋愛をするという人がほとんどです。

そんな彼らの結婚に対する考え方は、極めて現実的です。特に女性の社会進出が日本より遥かに進んでいる中国では、勉学にも仕事にもプライドを持つ女性が多く、その傾向は都市部であればあるほど強く出ています。

 

"三有"で表される結婚の条件

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そんな現実的な中国人の女性が男性へ求める条件として、三有いう言葉が存在します。この三つというのは、车子(車)、房子(家)、钱(お金)のことを指します。つまりこの3つを持ち合わせて初めて結婚を考える男性に値するというのです。日本でこんな条件を突きつけたら「じゃあ貴女はそれに値するくらい美しいの?」と皮肉を言われそうですね。笑

中国人女性がそのような条件を言うようになった背景には、物価の上昇、仕事上のストレスの増加、女性の社会的地位が上がったことなどが挙げられます。剩男剩女(余っている男女=独身の男女)という言葉が流行するくらい、中国人の若者の晩婚化は年々深刻になっています。

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結婚にかかる費用も中国人の若者にとっては大きな重荷となります。中国人の結婚式は、日本と違い大勢の人を招待します(沖縄にも近いものがあります)。これは招待する人数が多い=面子がたつという概念のもと成り立っており、人数は多ければ多いほど良いという考えが根底にあります。

結婚式当日までに行う事柄も沢山あります。まるでどこかの芸能人かのようなアルバム式の結婚式の写真撮影、結婚式当日にチャーターするリムジンのような高級な車、披露宴の準備などにかかる費用もかなり高額です。

このような出費があるからこそ、三有の中に“お金”が入っていることには納得します。

 

"百年好合"の精神

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そんな色々な条件が付いてまわる中国人の結婚に関してですが、結婚願望のある若者は総じて多く、結婚したら一生大事にするという心構えを持っている人がほとんどだです。百年好合(夫婦仲睦まじく、白髪が生えるまで一生を共にします)という四字熟語が結婚式やお祝いの言葉としてもよく使われるように、結婚したら相手に尽くすという考えが一般的です。

もちろん都市部には女性の社会的地位向上により、あえて独身を選ぶ女性や結婚しても離婚を選択する夫婦もいますが、それでも大部分の男女は結婚証明書=一番最高のラブレターだと思いながら、婚約相手を探している人が沢山いることも事実です。

一つ日本と違う点を挙げるとしたら、中国人は周りが結婚するから焦るといったことはあまりなく、あくまで自分が結婚したい時にふさわしい相手がいたら結婚する考えている若者が多いことくらいです。

 

3. まとめ

ここでご紹介した中国人女性の男性へ求める条件は、あくまで彼女たちの理想であり、実際はすべて満たした人でないと結婚しないというわけではないようです。

それでも日本同様に若者の晩婚化は進んでおり、剩男剩女として取り上げられることも少なくありません。私の同僚でも30代半ばの中国人女性がいますが、それでも焦ることなく、自分のプライドを持って仕事に取り組む姿勢はさすがだなと思います。それは、彼らの根底に、結婚は一生もので白髪が生えるまで100年近く共に歩むという考えがあるからなのです。

 

 

 

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<中国語⑨>一人っ子政策に対するツケ

一人っ子政策ってご存じですか?中国で1979年から2016年まで続いた国家政策です。当時政府は、人口爆発食料の不足の懸念から人口抑制の得策してはじめ、二人目ができたら中絶を強要する、もしくは罰金を払うなど世界から人権の損害と非難を浴びながらも、なんだかんだ30年以上続いてきました。

しかし、ここにきて労働力の減少及び高齢化社会の問題から、2016年より一家族二人まで子供を持つことを許可されましたが、実際多くの若者は2人目の子供を望まず出生率は減り続けています。

私と同年代(平成生まれ)の若者は「子供を育てる=お金がかかる」という考えが強く、二人目も欲しいけれど金銭的に難しい。ゆえに一人の子供を大切に育てあげるということを重点に考えています。

今回はそんな中国人の子供に対しての考え方を、歴史の背景とともに解釈していきたいと思います。

 

 

 

 

1. 本日のMindfulness word

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现在的父母都把自己的独生子女看得像心肝一样。

把.../bǎ : ~を

独生子女/dúshēngzǐnǚ : 一人っ子

心肝/xīngān : 心、心の底。

一样/yīyàng : 一緒

 

日本語意訳

現在の両親は自分たちのたった一人の子供を、まるで自分の心そのもののように扱います。

 

2. 意味を深掘りして考える

小皇帝と呼ばれる80后と90后

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中国では1980年~90年代生まれの若者(中国語で80后/bālínghòu90后/jiǔlínghòuといいます)のことを小皇帝(xiǎohuángdì)と呼びます。小皇帝の意味は、まるで自分が皇帝であるかのように、わがままで自分勝手ということを揶揄しているのですが、彼らは一人っ子政策の一番の被害者であるという意見もあります。

80後や90後の若者たちは、一人っ子政策が始まったばかりの中国で生まれ、両親や祖父母のすべての愛情を一手に引き受ることになり、周りからの期待が大きく、常に期待に応えなければいけないというストレスを感じながら生きています。

大学時代の中国人の友人は、自分ひとりで両親を支えなければいけないから压力很大(ストレスが大きい)と口癖のように漏らしています。

 

 

若者の子供に対する考え方

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私と同年代(アラサー)の中国人の友人は、一人っ子政策が終わっても二人目は欲しくないと思っている人が大半です。背景として中国は日本よりもはるかに「競争が激しい」ことが関係しています。

意外と知られていないのですが、中国は超学歴社会です。普通の公立学校で勉強するだけでは、良い高校・大学に進学できない、更に良い職場に勤めることができないという考えのもと、中国人の両親は小さい頃から子供を塾に行かせます。

80年代の若者は、自分が小さい時から祖父母、両親の溺愛のもと「遊びよりも勉強の方が大事」と教えてこまれているため、自分の子供へも同様の教育方針で子供を塾に行かせることがほとんどです。

良い学校へ行かせて、良い職場で働くのを実現するため、沢山のお金を養育費に費やすので「子供にこんなに大金が必要なのだから、二人目なんて考えられない」という結論に至るのです。

 

日中の文化の違い

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日本と異なる中国文化の一つとして共働きは当たり前であるということがあります。中国では女性の社会進出は日本よりはるかに進んでおり男女平等の考えのもと、社会的に成功したいという女性がとても多いように感じます。日本の"寿退社"は中国では一般的ではなく出産を終えた女性は、遅くても産後3-4か月後には復帰します。

中国では両親の共働きが当たり前なので、子どもを面倒見るのは大方祖父母の仕事となることが多いです。平日はがっつり仕事をし、休日は子供と過ごすという毎日を送る彼らは、余計に出世欲が強く、自分の子供に対しても同様に成功してほしいと何から何まで習い事をさせるということも少なくありません。

 

4. まとめ

一人っ子政策の終焉から数年たちますが、いまだに出生率が減少しているのは若者世代の育った環境での心理が大きく関係していることが読み取れます。特に日本と比べ物にならないくらい人口が多い中国では、競争率も非常に高く彼らの心的"压力(ストレス)"は常に大きいもののようです。

中国もいずれ現在の日本のように高齢化社会で、移民に頼らないと経済が回らないという時代が来るのでしょうか。

 

 

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<中国語⑧>爆買いの心理

新型コロナウィルスが流行ってますね。昨日上海から来日の旧友に会ったのですが「新型ウィルス大丈夫?」と聞くと「没事的(大丈夫だよ~)」と笑いながら言ってました。彼の考えとしては、かかっても潜伏期間が長いので今は感染しているかわからないから考えても仕方がない→とりあえず旅行を全力で楽しむよ☆とのことで、見事な爆乐观(ポジティブ)さに脱帽。

ここ数年春節の時期は、中華系の方が沢山来日し色々なものを爆買いする様子が取り上げられていますが、なぜ中国人は爆買いするのでしょうか。実は、転売して大儲けしたいという人は一部であり、実際は「友達に頼まれたから」という人が多いということは、意外と知らない人が多いはずです。

今回は、中国人の友人から聞いた話をもとに中国人の爆買いの真相、友達への考え方についてご紹介していきます。

 

 

 1. 本日のMindfulness word

中国語

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朋友一生一起走,那些日子不再有。

朋友/péngyǒu : 友達。

一起/yìqǐ : 一緒に

走/zǒu : 進む、歩いていく。

日子/rìzi :  日々

不再~/bùzài : 二度と~しない。

 

日本語意訳

 友よ、一生一緒に歩んでいこう。過ぎ去った日々はもう戻らないけれど。

 

2. 意味を深掘りして考える

友人からの依頼

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爆買いをする中国人の理由の一つとして、友人から頼まれたからということがあります。以前の記事でも紹介しましたが、中国人の友人に対する感情は、日本よりはるかに深く情熱的です。小さい頃から「友達は一生大事にしなさい」と両親から言われて育っている彼らは、友人から頼まれたもの=絶対に買って帰るという思いが強いです。

日本人だったら「荷物にならないかな」とか「観光の時間に買い物させるのは申し訳ないな」とか考えたりしますが、中国人は友人に対してまず遠慮をしないので気軽に「拜托你了(頼んだよ~)」とお願いできるんですね。

 

友人の友人は友人の精神

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そんな大切にしている友達にも、同様に大切にしている友達がいます。なので、日本へ行く友達に頼む友達も既に友達から依頼をされているということが良くあります。イメージするならば、ピラミッドのようなスキームです。日本に行く人がピラミッドの頂点だとすると、その下に彼の友人が2名いて、更に彼の友人の友人が更に2名いる。そうすると、日本へ行く中国人が買わなければいけない友人の依頼物は合計6つということになります。

中国の方の中には、裕福で一年に何回も旅行をする人も一部いますが、まだまだ大部分の中国人は、給料が低く、ましてや自分の国より物価が高い国に旅行できる機会はほんのわずかです。

そのような背景もあり、日本に行くことが決まったら友人や、友人の友人から「あれも買ってきて!これも買ってきて!」と依頼をされることが多く、それが結果的に爆買いにつながるということです。

 

日本製品への信頼感

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では、なぜ友人の友人までも日本に行く友達に依頼をするほど日本製のものが欲しいのでしょうか。

中国人が爆買いするものを考えてみた時に以下の商品が人気のようです。

①医療品(目薬、風邪薬、マスクなど)

②家電製品(炊飯器など)

③化粧品(顔パック、化粧水など)

④赤ちゃん用品(紙おむつ、粉ミルクなど)

これらの商品は日本からの輸入品として中国でも購入することが可能です。しかし、国民の中国で売っている商品への不信感はとても強く、すべて「假的(ニセモノ)」と考える国民が沢山います。なので日本で買う日本製の商品は、ホンモノで品質が高いものという安心感があるので、みんなこぞって購入するというわけです。

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中国ではニセサツ多く出回っており、いち早くWeChatのようなQR決済が浸透した国でもあります。私の記憶では、留学していた2010年くらいにはすでに街の小さな屋台でさえ、QR決済を行っていたと思います。お金に限らずモノをコピーする能力がとても高いこともあいまって、ホンモノかどうか不安を抱きながら使用するのではなく、信頼できる日本製のものを沢山買いたいという気持ちは分からなくもないと思います。

 

4. まとめ

今回は、中国人の友達へ対する考え方を基に彼らの爆買いについて考えてみました。彼らの根底には互相帮助(助け合いの精神)があり、特に友達間だとその絆は強くなります。私も留学時代は沢山の中国人の友人に助けられました。中国人というだけで、偏見を持つ日本人はまだまだ沢山いますが、一人でも仲の良い中国人の友達ができるとその
考えはガラッと変わり、とても情に熱く友達を大切にする民族だと思えることがあると思います。

私たち日本人も友達に対して一生の友達なんだという考えのもと、遠慮をせずに深い付き合いをしていきたいものですね。

 

 

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<中国語⑦>友達の大切さ

皆さんが一人暮らしを始めたのはいつですか?私は大学入学時に実家を出て、中国留学時代に初めて一人暮らしを経験しました(厳密にいうとアルジェリア人とルームシェアしてたので完全な一人ではありませんが)。それまでは、早く大人になって家を出たいと思っていたのですが、いざ家を出るとホームシック的な感情が強く、よく友達に家に帰りたいともらしていたものでした。

日本では通える人は家から学校に通いますが、中国の方はみんな大学の寮に入ります。狭い一部屋に6~8人くらいで暮らすので、それは色々なことが起こるらしいですが、なんだかんだ友達思い情に熱い人が多いです。私も留学中はよく中国人の友達に助けられました。

本日は友達を軸にしたパワーワードのご紹介です。

 

 

 

 

 

1. 本日のMindfulness word

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中国語

在家靠父母,出门靠朋友。有福同享,有难同当

靠/kào : 頼る。

朋友/péngyou : 友達。 

同享/tóngxiǎng : 共有する、分け与える。

 

日本語意訳

家にいる時は父母に頼りますが、家を出たら友達がいます。幸せは共有し、困難も一緒に乗り越えましょう。

 

2. 意味を深堀りして考える

中国的な友達の概念

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中国の方の友達の概念って、日本とは少し違うのをご存じですか?日本の親しき仲にも礼儀ありということは中国人の友達関係では存在しません。友達に対してはなんでも話す、遠慮はしないことが大原則になります。

中国人は何から何まで包み隠さず話します。社会人友達の会話だったら『あなたの給料いくら?』という会話は毎日のように聞きます。なんなら、友達でなくても少し親しくなると聞いてくる人も多いような気がします。彼らは給料を聞くことは悪いと思ってませんので、今日寒いね!くらいのノリで聞いてくるイメージです。

また遠慮=距離が遠いと感じる方が多いので、友達に対して遠慮はまったくしません。私が選んだレストランで食事をしている時でも、美味しくないものは不好吃(美味しくないね),不太好(あんまりよくないね)としっかり意見を言ってくれます。私が時間をかけて選んだレストランでもそんなことはお構いなしです。でもとても素直で潔いので、不思議と嫌な気持ちがしません。

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しかし、友達にはとても情が厚いのも事実です。冒頭に話た通り、彼らは家を出て寂しい部分は友達と共有しながら暮らしていくという文化が根底にありますので、友達に対しては人一倍親身になります。

私たち日本人も大学とかで一人暮らしを始めると、サークルやバイトに明け暮れる学生っていますよね。それもお金のためというより、実際は心の寂しさを埋めるためという人も多いのではないかと思います。

 

年齢による友達の変化

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年齢を重ねるにつれて、私たちは連絡を取らなくなる人達が増えるものです。それってなぜなのでしょう。

原因は友達にあるわけでもなく、自分にあるわけでもなく、単に今に忙しく時間がないだけであることが多いです。仕事が忙しくて時間がない、子育てが忙しくて時間がない、人それぞれ理由は違えど時間がないということは共通しています。

それでも連絡を取らなくなった古い友達のことを考えるときは、おそらく今の自分に何らかの悩みがあるときや心が寂しいときで、過去が美化されてみえてしまうからです。

しかし、古い友達というのは不思議なもので何年かぶりに連絡をとったとしても、当時と変わらぬテンポで時間の空白を埋めるかのように沢山お話しができてしまうもの。

なので、変に連絡を取らなくなった事実を責めることは必要ありません。

 

パーソナルスペース

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中国人の友達は会うとすぐに腕を組んできます。まるで恋人みたいに笑

総じて言えることは、中国人の友達は身体の距離も心の距離もとても近く、なんでも包み隠さず話す人が多い気がします。しかし私たち日本人は距離=パーソナルスペースというものをとても大事にします。パーソナルスペースとは心理学では“他人が立ち入ってくると不快に感じる距離”と表します。一般的に女性よりも男性の方が広いといわれてますが、物理的な距離でも心理的な距離でも、踏み込みすぎるとあまり良くありません。

私個人的には、人それぞれ距離感が違うのであまり気にしなくて良いと思うのですが、物理的には相手の表情の動きがしっかり見れる程度が良いと思います。心理的にはまず相手との共通事項を見つけ、距離を縮めた後にほかの話題で更に心の距離を縮めていくのが良いと思っています。

 

3. まとめ

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皆さんは友達を大切にできてますか?人は一人では生きていけませんし、持つべきものはいつだって友達です。中国の方のように幸せは分け合い、困難も分け合えば人々はもっと幸せになり、友達との絆も深まります。

1億2千万人以上の人がいる中で出会えたこと自体が奇跡に近いと思いませんか。そんなご縁があった方との関係は、たとえ連絡が疎遠になってもすぐに修復できるものですので焦らずに。友達は大切にしましょう^^

 

 

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<中国語⑥>傾聴することの大切さ

心のストレスを減らすには、思いのたけを内側から外に吐き出すことが大事です。苦しいな、きついなと思ったら積極的に言語化するようにしましょう。

聞いてあげる側は、相手の感情に反論はせずに、時折うなずいたり、共感したりしながら真摯に聞いてあげる姿勢を持ちましょう。傾聴は、人間関係を円滑にするのに最適な方法です。

本日は、相手の声に耳を傾けることの大切さを表した中国語のご紹介です。

 

 

 

1. 本日のMindfulness word

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中国語

心里的委屈若有人倾听,便会减少几分;开心的事情若有人分享,就会增加几倍。

委屈/wěiqū : 悔しい、残念な。

若...便.../ruò…,biàn… : もし…なら、…になる。

倾听/qīngtīng : 耳を傾ける、傾聴する。

开心/kāixīn : 楽しい、嬉しい。

分享/fēnxiǎng : 共有する。

增加/zēngjiā : 増加する。

 

日本語

誰かが耳を傾ければあなたの心の不満は減り、心が共有されれば幸せに感じることが増えます。

 

 2. 意味を深堀りして考える

苦しい時の心の状態

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自分が何かの悩みに直面して心が苦しい時は、自分の心と向き合うことが大変です。

例えば大切な人と別れたばかりの人は、新しい人を見つけるにはどうしたら良いのだろうといったような未来のことを考えることはできずに、私の何が悪かったんだろうとか、あの時こうしてれば別れなかったのだろうかなど、過去の出来事に執着することをしてしまうがちです。

まるで出口のない洞穴に迷い込んだような閉塞感無気力感を味わうことが多いと思います。

 

吐き出すということ

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そんな状態だからこそ、自分の感情を外に吐き出すということがとても大事です。

自分の中のモヤモヤを言葉にすることにより、自分は今どんな状態なのかが分かるようになります。彼との関係が切れてしまったこと自体が悲しいのか、彼に最期に想いを伝えられなかったから後悔しているのか、自分の気持ちが苦しい原因は何処にあるのかが明確になります。想いを伝えられなかったことを後悔しているのであれば、メールを一通送って少しすっきりすることもありますし、再度話を聞いてもらう機会を作ることだってできます。

自分の今の状態をしっかり認識できれば、苦しさから抜け出すには何をしたらよいのかと考えるようになります。心のもやもやを頭でぐるぐると終わりなく考えるより、はるかに心がすっきりする感覚があると思います。

 

傾聴の大切さ

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日本は残念ながら自殺がとても多い国ですが、問題として悩みを吐き出せる人がいないもしくは悩みを傾聴してくれる人がいないということが原因だと私は考えます。

傾聴とは、話をただ聞くのではなく、注意を払い、より深く丁寧に話者へ耳を傾けることを指します。自分の聞きたいことを聞くのではなく、相手が話したいこと、伝えたいことを、共感しながら聞いてあげるということです。

もし自殺に追い込まれるくらい苦しい状態に直面しているならば、まずは自分から心のモヤモヤや悩みを全部吐き出すことをしてほしいと思います。そして聴く側はその人の気持ちに寄り添いながら、真摯に話を聞いてあげるということが大切です。

 

共感することによる心の変化

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最も追い詰められている状態の時は、人と会うことさえ大変な時もありますが、できるだけ誰かに話を聞いてもらう時間を設けるように心がけたいものです。

話を聞いてもらい悩みに共感してもらえると、自然と自分は一人じゃないという安心感を得られ、苦しみから立ち直るきっかけになる場合が多いからです。聴いてもらう人は友達や家族でなくても構いません。

私は苦しかった時に初めて精神科に行き、先生にじっくり話聞いてもらっていた時に、思いを言語化することによって、こんな思いが私の心にあったんだとか、こんなに傷ついていたんだと頭の中で考える時には出てこない、新たな発見が多々ありました。そして何よりも先生が私の気持ちを否定せずに、ひたすら聞いてくれたこと、共感してくれたことに救われました、心が軽くなったということがありました。

 

学校生活やビジネス上でも重要な傾聴

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傾聴の効果があるのは、何も苦しんでいる人に対してだけではありません。人とのコミュニケーションの中に、傾聴をほんの少し取り入れるだけで関係性が良くなる話がスムーズに進むということが良くあります。

私は仕事上、取引先にこちらの要望を伝えて実行していただくということが多いのですが、こちらからの要望を一方的に伝えるのではなくて、先方がどのような課題や悩みがあるか傾聴した上でこちらの思いを伝えるという順序で話を進めていくと、話が円滑に進むということがあります。

これは、人間の心理とも深く関係しており、一度自分の考えが受け入れられたと感じたら心の距離が少し縮まります。例えば出身地が同じというだけで親近感を覚えるということはあると思いますが、これは同胞であることで共通した部分がある(共感)と思いこむからです。

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少しでも共通部分共感できる部分があると、警戒していた心が少し緩み、話を聞いてくれるようになる、もしくは話を進んでするようになるというロジックです。

なので、クラスメートとの関係でも、同僚や取引先との関係でも、少しでも傾聴の時間を設け共感したのちに、話を進めていくとコミュニケーションが円滑に進むようになります。

 

3. まとめ

辛い時があった場合は、自分の心と向き合うためにも、話を聞いてくれる人を探しましょう。自分の心からモヤモヤを言語化することにより、自分が今何をしたら良いか分かるようになります。

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自分が苦しんでいない時でも、傾聴するもしくは共感する癖をつけましょう。

私たちは自分と同じ考えを持っていると思うと不思議と安心感が生まれ、心の距離がぐっと縮まることがあります。

多くの人が傾聴することで個々の不満が減り、幸せが増すような世界になればよいなと思います。

 

 

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